皮膚にしこりや
できものがある・・
でも痛くない
当院では粉瘤(アテローム)・脂肪腫(リポーマ)の日帰り手術に対応
このような症状でお困りではありませんか。
- できものがある
- 脂肪の塊ができた
- できものが少しずつ大きくなっている
- できものが膨らんでいる
- 悪性か良性かが分からない
- しこりを触ると痛い
粉瘤は良性腫瘍であることがほとんどですが、当院では、「病理検査も含めた日帰り手術」を行っています。
粉瘤(アテローム)
粉瘤(アテローム)とは
粉瘤とは、皮膚の内側に袋ができ、そこに垢(角質)や皮膚の脂(皮脂)が溜まることで生じた腫瘍の総称です。たまった垢や脂は袋の外へ排出されないので、時間の経過と共に、少しずつ大きくなっていきます。
粉瘤(アテローム)の原因
原因は未だに不明です。何の前触れもなく起こるケースがほとんどですが、傷などが原因で起こるものもあります。
粉瘤(アテローム)ができるのは体質?
ニキビ跡から粉瘤ができるケースもあるため、以下のような方は粉瘤ができやすい傾向にあります。
- スキンケアを疎かにしている
- ニキビを潰すクセがある
- 皮脂を無理に出そうとするクセがある
ただし、粉瘤は原因不明のケースがほとんどとされています。上記に当てはまっていない方でも、粉瘤を繰り返してしまうことはあります。
初期症状は気づきにくい・・このような症状ありませんか?
- 白色~肌色のできもの
- ニキビみたいなできものがある
- 発赤などの目立った症状がない
- 気付いたらニキビよりも大きくなっている
- 放っておいたら、赤く腫れたり膿が出たりするようになった
花園おかだクリニックの粉瘤(アテローム)の治療法
当クリニックでは、局所麻酔を使った日帰り手術を行っております。
当院の粉瘤(アテローム)は『切開法』で行います
皮膚を小切開を加えて、粉瘤を摘出します。
※感染している粉瘤に関しては、切開排膿して、創部を洗浄・消毒します。
その場合には、数日~数週間ご来院いただく可能性があります。
粉瘤(アテローム)の手術の流れ
1診察・診断
まずはしこりを視診して、他の疾患(脂肪腫など)の可能性の有無を確認してから診断します。
治療方針にご納得いただけましたら、手術を行います。
2局所麻酔・手術
患部に局所麻酔をかけた後、小さな穴を空けていきます。粉瘤の内容物を外に出し、袋を取り出します。
3術後観察
再度ご来院の上、術後に問題が起きていないか確認します。
術後の注意事項
- 出血のリスクがあるため、手術当日と翌日は運動とドライブを避けてください。
- 出血や感染のリスクがあるため、プール、お風呂、サウナは1週間控えてください。
- ハードな運動は1週間控えてください。
- お尻の粉瘤を摘出した場合は、1週間ぐらいの間、30分以上座ることを避けてください。30分に一回は医師から立ちあがるなどの対処を行ってください
何度も再発する可能性がある粉瘤(アテローム)
「手術を受けたのに完治できていなかった」という方の中には、切開排膿の治療しか受けていない方が多くいらっしゃいます。そうなると袋が体内に残っているため、数ヶ月~1年の間に、また内容物が溜まるようになります。また、摘出手術を受けても再発するケースも、決して少なくはありません。
粉瘤(アテローム)の手術費用の目安
粉瘤の摘出手術は、健康保険の対象となります。
※この表は横にスクロールできます。
病態 | 費用(3割負担の場合) | |
---|---|---|
露出部(頭・顔・首・肘から先・膝から下) | 2センチ未満の粉瘤 | 5,310~5,910円 |
2~4センチの粉瘤 | 11,340~11,940円 | |
4センチ以上の粉瘤 | 13,410~14,010円 | |
露出部以外 | 3センチ未満の粉瘤 | 4,170~4,780円 |
3~6センチの粉瘤 | 10,020~10,630円 | |
6センチ以上の粉瘤 | 12,810~13,420円 |
※表に掲載している費用は手術費用です。別途、初診料/再診料/処方料/薬剤料など必要です。
脂肪腫(リポーマ)
脂肪腫(リポーマ)とは
脂肪細胞によって生じる、皮膚との癒着がみられない腫瘍を「脂肪腫」と言います。発症原因は未だに不明です。老若男女問わず誰でも発症し得る腫瘍ですが、40~50代の女性に現れやすい傾向があります。基本的に良性ですが、ごく稀に、悪性のものが発見されるケースもあります。
背中や肩、お尻などに発生しやすく、膿や悪臭が出ることはありません。
脂肪腫(リポーマ)の原因
脂肪腫は、脂肪を蓄えた細胞が増殖して、かたまってできた腫瘍です。しかし、増殖のメカニズムは未だにはっきりと解明されておりません。ただし、肥満や脂質異常症、糖尿病を発症している方は、そうでない方よりも発症しやすい傾向があります。
脂肪腫ができるのは体質?
脂肪腫ができやすい人、増えやすい人の特徴は、今でもはっきりと分かっていません。
ただし、アルコール摂取量や、遺伝が関与しているのではないかと考えられています。
脂肪腫(リポーマ)を放っておくとどうなる
放置しても命を落とす疾患ではありません。しかし大きくなってから手術をすると、手術による傷跡が大きくなったり、リスクが高くなったりする恐れがあります、悪性だったと跡で判明されるケースもあるため、できる限り早めに手術を受けた方が良いでしょう。
花園おかだクリニックの脂肪腫(リポーマ)の治療法
当院では、局所麻酔を施しての脂肪腫の日帰り手術を行っています。
脂肪腫の多くは良性ですが、ごく稀に、悪性のものもあります。大きくなるほど手術時の負担も大きくなるので、放置せず、速やかに治療を受けることを推奨します。
脂肪腫(リポーマ)の手術の流れ
1診察・診断
他の疾患の可能性がないか、良性・悪性どちらなのかを確認してから、診断を下します。治療内容にご同意いただけましたら、手術を行います。
2局所麻酔・手術
患部に局所麻酔をかけた後、切開を行って腫瘍を摘出します。 その後は止血・縫合を行います。
3抜歯・術後観察
1~2週間後にご来院していただき、抜糸を行います。
術後の注意事項
- 出血や感染のリスクがあるため、プール、お風呂、サウナは1週間避けてください。
- 手術当日~翌日までは痛みが続きますので、痛み止めを飲んでください。
- 抜糸のタイミングは、脂肪腫のサイズ・発生箇所によって異なりますが、1~2週間後であることがほとんどです。
脂肪腫(リポーマ)の手術費用の目安
脂肪腫の摘出手術は健康保険の対象となります。
※この表は横にスクロールできます。
病態 | 費用(3割負担の場合) | |
---|---|---|
露出部(頭・顔・首・肘から先・膝から下) | 2センチ未満の粉瘤 | 5,310~5,910円 |
2~4センチの粉瘤 | 11,340~11,940円 | |
4センチ以上の粉瘤 | 13,410~14,010円 | |
露出部以外 | 3センチ未満の粉瘤 | 4,170~4,780円 |
3~6センチの粉瘤 | 10,020~10,630円 | |
6センチ以上の粉瘤 | 12,810~13,420円 |
※表に掲載している費用は手術費用です。別途、初診料/再診料/処方料/薬剤料など必要です。